ほっかブログ

ジャカジャカ弾いてる?3

ちょこっと前に錦織圭選手がメンフィスオープン4連覇で掲げたギタートロフィー。それで少し話題となったGibson ES-335。
ミスター335と言えばラリー・カールトン。……よく知らないw
自分にとってES-335と言えばエリック・クラプトン。ヤードバーズの時から使い続けていたチェリーレッドでブロックインレイの335。

ES-335は1958年に発売された世界初のセミアコースティックギター。セミアコースティックギターというのは、ボディが完全に空洞ではなく、真ん中あたりに木の塊が入っているギターのこと。「ES」は「エレクトリック・スパニッシュ」を意味していて…アコースティックギターだけどエレキギターですってことなのかな?
この頃、ギブソン社はミシガン州のカラマズーでギターの生産をしていた。
その後、1974年から1984年にかけ、カントリーミュージックで有名なテネシー州のナッシュビルに移転。
2000年にESシリーズの生産拠点を同じテネシー州のブルースの聖地メンフィスへ移し、2013年に新ブランド「ギブソン・メンフィス」を設立した。
ってことで、最近のES-335は「Gibson Memphis ES-335」と呼ばれる。335の歴史からするとメンフィスで作られるようになったのはごく最近のことだ。

錦織選手が優勝したことを伝える記事で「ギブソン社製のエレキギター“メンフィス ES-335”」とか「ギブソン社製のエレキギター“ES-335 メンフィス”」と書かれているのは誤りで「ギブソン・メンフィス製のセミアコースティックギター“ES-335”」が正しいw
海外の記事に “The winners were presented with one of the most unique trophies on the ATP World Tour: custom-made Gibson Memphis ES-335 Figured Gloss Semi-Hollowbody electric guitars.” と書かれていて、ギターのことを知らない人が間違って「メンフィス ES-335」って訳したんだろう。何だよ!メンフィスES-335ってw

因みに、ギブソン・メンフィスではES-335の他にもES-LesPaul、ES-339、390、355などのいわゆる「箱モノ」を中心に生産しており、 335以外も当然「Gibson Memphis ES-LesPaul」や「Gibson Memphis ES-339」と呼ばれる。

数年前に335が欲しいなぁと思っていた時に「335を買うならナッシュビル製」と言われていて、メンフィス製は評判が悪かった。
現在もナッシュビルのカスタムショップで335は制作されており「Gibson CUSTOM SHOP Historic Collection ES-335」と呼ばれ、価格もちぃとばかしお高い。
Gibson Memphis ES-335が30〜40万円前後で、Gibson CUSTOM SHOP Historic Collection ES-335が50〜60万円前後。カスタムショップ製は本数が少ないからプレミアが付いての価格なのかな?
錦織選手に渡された335は特別仕様で市場価値は50万程度ということらしいんだけど…相場からしたら安からず高からずってお値段だねw

最近は、ES-335は大きいから小ぶりなCS-336がいいなぁと思っているのでございます。構造が違うので全くの別物なんだけどねw

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